交通事故翌日
交通事故翌日の事です。
朝起きたら至るところに激痛。当日は案外なんともないやんと思っていましたが、昨日の事故当時は興奮状態でアドレナリンが出ていて、痛みを緩和しており、自分自身で痛みに気づいていなかったようです。
特に深刻だったのが右手首です。昨日は痛いなあくらいだったのですが、今日は全く動かないです。手のひらがずっと下を向いたままで力を入れてもビクともせず、手のひらを横に向けるどころか、5度傾きを動かせるか否かです。
あっ、終わったな。
そう思いました。これから一生涯、この右手は使えないのかと。いつかお父ちゃんになって嫁や子供と買い物に行ってもスーパー袋すらお父ちゃんは持ってやれないのかと。なんで自分なんだ、と。くやし涙がこぼれ落ちていました。
被害者と加害者
すぐに相手方の保険会社から連絡が来ました。相手は法人契約であいおいで保険に入っていたため、東京海上日動から連絡が来ました。加害者からの連絡は
一切なしです。
現代はこれが当たり前みたいです。保険会社や弁護士に任せて関わらない。寂しい世の中ですね。飛ばされた際に、対向車が止まってくれたから良かったものの、ヒトを死の直前まで追いやっておいて、会社からも当事者からも連絡は来ませんでした。
デイサービスで人の命を預かり、ケアをしないといけない会社が他人を傷つけています。本来ならば会社の名前も公表して、多くの方に周知したいのですが、理性はあるので控えることにします。
あくる日、日中に現場へ
気持ちを落ち着かせて自分で明るい時間帯に現場へ行きました。
理由は、“私には何ができたのか”を確かめるためです。いくら自分に非がないと思っていても運転していれば、注意義務が発生します。正直、なんて大きな通りなんだ、と驚きました。青で優先道路でかつ第3車線走っていて、こんな大きな道路で横から突っ込まれるのは予想外すぎました。
そして現場をうろうろしていると見つけてしまいました。
加害者の会社のデイサービスで私にぶつかったクルマとはナンバーが別のクルマです。そして車体に大きくヘコミ・傷があることがわかります。救急を優先できない現場対応からして“残念だな”とは感じていましたが、他にも事故を起こしているようでした。
そうなんです。このようなヒトがいるので、自分がどんなに悪くなくても交通事故は起こります。そしてバイクだと、それが致命傷となる場合も少なくありません。これを読んでいると言うことは恐らくあなたは交通事故経験者かと思いますので、自分のできる最大限の自己防衛を今後して行きましょう。