事故車処理について
事故現場から修理先へ運ぶ必要があります。
その時の候補としては以下3つが挙げれます。
①保険会社の提携先工場
②行きつけのショップ
③ディーラー
①保険会社の提携先工場
こちらの場合、レッカー到着後、後は何もしなくても流れに任せれば良いので楽です。
②行きつけのショップ
基本的には、送り先に連絡を入れて受け入れ許可をもらう必要があります。事故が夜だった場合は、保険会社提携先のレッカー会社が2,3日は無料でクルマを預かってくれます。しかし、保険会社提携先で修理・見積もりしないと決めた場合、期限内に受け入れ先を探して、レッカー車に再度連絡、納品手配しなければなりません。
③ディーラー
ディーラーの場合も行きつけのショップの場合と同様に受け入れ許可が必要でレッカー車への移動手配も自身で行う必要があります。
事故車の損害額算定方法は??
私の場合はディーラーに出して見積もって頂いた結果、全損になり、時価額での賠償を受け取りました。この時価額の算出方法は保険会社が持つレッドブックという本を元に算定されます。
全損とは・・車体の痛みが大きく、修理する金額が本体の時価額を上回る場合のこと。
見積もりの流れ
①ショップ側が見積もりを出します。
②保険会社から鑑定人が調査に行きます。
③交渉スタート!!
ショップが修理見積もりを出しかつ私が引き取る場合、基本的には見積料を1割程とられます。私の場合、交通事故にてHONDAのディーラーにバイクを、Audiのディーラーにクルマを見積もって頂いた経験があります。どちらも解体まではしていないので見積料は取られませんでした。
そして、見積もりや車体の今後の展望が決まるまでの1〜2週間無料で預かって頂けました。保管場所も取って、見積もり取らされたあげく、無料とはショップ側からしたら踏んだり蹴ったりですね。
私のバイクは全損扱いだったのでバイクの時価額だけ、保険会社から弁償してもらえます。この時に注意なのが、全損の際は、バイクの所有権は相手保険会社に移る代わりに、時価額の弁償となります。
ほとんどの場合は保険会社は放棄するので、所有権は自分になりますが、バイクを移動させる場合は必ず保険会社に一言伝えましょう。
事故車の交渉については後述します。
なぜ事故車見積もりを自宅近くのディーラーにしたのか。
それは見積もり後、自宅に持ち帰り、事故車として売るためです。やはり現代はすごいです。インターネットがあれば、なんでも出来ちゃいます。
私が事故車を売って手にした金額..
10万円です!
バイクショップでそのまま破棄依頼をしていれば3万円費用が発生していましたが、自宅に持ち帰り、インターネットで事故車を取り扱う業者に売るだけでなんと10万円手に出来ました。
そう、交通事故が起こった初期段階で交通事故に対する知識を入れておくことがいかに大切であるかを学びました。事故車を売った際の交渉術に関しては別記事で紹介しています。
事故車売買の交渉術はこちら