物損事故の交渉術初級編
今回は、物損事故の交渉術初級編です。
まず始めに必ず頭に入れておいて欲しいことがあります。
相手方の保険会社との交渉の上で1番やってはいけないこと、
それは“怒鳴る”こと。
感情的になり、不必要に大声で責めたり、俺は悪
1円も払わないと交渉の余地を持たせずに、一方的に
相手の保険会社が弁護士さん挟んできた場合は、まず交渉の余地が
“法律でこんなん決まってるから”でばっさりです。
私達の最終目標は”1円でも多く相手の保険会社から刈り取ること“で
お金にこだわるのは理由があります。
自分を納得させる当たれ
起こったことは仕方ありませ
加害者の態度が納得いかない気持ちもわかります。
責め立てた
加害者へ連絡して金銭を要求する
今回の対象の方
・過失割合が相手の方が高く、被害者であること
・主観的に見て自分は全く悪くないと思う。
自分での交渉する理由
保険会社に全て任せますってなると極端に交渉の成功は起こりにくい。相場に合わせて妥協点で合わせるだけ。
物損に限る理由
基本的に物損と人身は切り離して考えます。人身は慰謝料関係で高
1.交渉は丁寧に、冷静に。
2.自分での交渉は物損のみにする。
3.目標を忘れずに。
予備知識 〜物損の車体価格交渉〜
詳しくは、中級編で述べますが、初級編は内容がライトなので少し予習として記載しておこうと思います。さて、物損の価格ですが、車体価格は時価額の賠償とよく言われます。どうやって時価額が決まるのか。保険会社はレッドブックというものを所持しています。
レッドブックとは・・保険会社が持つ、全ての車種の車体の時価額が記載されたもの。
このレッドブックに記載されている価格は基本的に低く、特に年数が経っている車体に関しては到底被害者が納得できる金額ではありません。それなら、同じものを買って用意してくれと言いたくなります。そこでちょっとした裏技を使いましょう。
1.インターネットで売られている自身の車体と近い条件(同一車種、近い走行距離、同等の仕様)のものを探す。
2.保険会社に中古車市場でこの値段で取引されているのでレッドブックの金額は納得がいかない旨を伝える。ページを印刷して郵送してあげると良いです。
これだけで相手の対応が変わってきます。簡単に金額UPすることが可能です。バイクでカスタムなどを行なっている場合、その費用を上乗せ請求しましょう。私はヨシムラのマフラーも問題なく請求できました。違法改造の場合はそもそも払ってもらえないこともありますので、法律はしっかり守りましょう。